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ShopifyとWooCommerceを比較|地方の小さなお店に向いているのはどっち?

ShopifyとWooCommerceを比較|地方の小さなお店に向いているのはどっち?

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「ネットショップを始めたいけれど、ShopifyとWooCommerceのどちらがいいのか分からない」「月額費用や手数料がどれくらいかかるのか知りたい」。地域の商店や生産者の方から、よくいただくご相談です。

この記事では、喜多方市を拠点にShopify・WooCommerceの両方でECサイトを制作しているOtsuksが、次のことをまとめます。

  • ShopifyとWooCommerceの基本的な違い
  • 初期費用・月額・決済手数料など8項目の比較表
  • それぞれが向いているお店のタイプ
  • 福島・会津の小さなお店がネットショップを始めるときの注意点
  • 制作会社に依頼するときのチェックポイント

料金や手数料は 2026年9月14日時点で各社の公式ページに掲載されている情報 です。変更されることがあるため、契約前には必ず公式ページで最新情報を確認してください。

結論:「手間をかけずに始めたい」ならShopify、「自由に育てたい」ならWooCommerce

先に結論をお伝えすると、次のように考えると選びやすくなります。

  • Shopify(ショッピファイ):サーバーやセキュリティの管理をShopifyに任せられる「借りて使う」タイプ。専任のWeb担当者がいない小さなお店でも運用しやすいのが強みです。
  • WooCommerce(ウーコマース):WordPressに追加して使う無料の仕組み(プラグイン)。自社のホームページと一体で作れて、デザインや機能の自由度が高いのが強みです。その分、サーバーや更新の管理が必要になります。

どちらが優れているというより、お店の規模・人手・今あるホームページ によって向き不向きが分かれます。

そもそもShopifyとWooCommerceは何が違う?

Shopify:ネットショップ専用のサービス

Shopifyは、ネットショップを作るための機能がひととおりそろったサービスです。月額料金を払って利用し、サーバー(データを置く場所)やSSL(通信を暗号化する仕組み)もプランに含まれています。公式サイトによると、ShopifyはPCI DSS(クレジットカード情報を安全に扱うための国際基準)のレベル1認定を取得しています。

WooCommerce:WordPressにショップ機能を追加する仕組み

WooCommerceは、世界中で使われているホームページ作成ソフト「WordPress」に、ショップ機能を追加するプラグインです。WordPressの公式プラグインページでは、700万以上のサイトで有効化されていると表示されています。本体は無料ですが、サーバーやドメインは自分で用意し、WordPress本体やプラグインの更新も自分(または制作会社)で行います。

ShopifyとWooCommerceの比較表

8つの項目で比べると、違いは次のとおりです。

比較項目ShopifyWooCommerce
初期費用(システム)セットアップ手数料なし本体は無料
月額費用プラン料金がかかる(Basicは年払いで月3,650円〜)プラットフォーム利用料なし。サーバー・ドメイン代は別途
決済手数料Shopifyペイメントの国内カードでBasic 3.55%〜決済サービスによる(WooPaymentsの日本向けカード決済は3.60%+手数料への消費税)
機能商品・在庫・注文管理などが標準でそろう。追加はアプリで基本機能は標準。追加は拡張機能(プラグイン)で
拡張性アプリストアで追加。仕組みの根本的な変更には制約ありコードを含めて自由に変更できる
運用の手間サーバー管理不要。管理画面で完結しやすいサーバー・WordPress・プラグインの更新管理が必要
セキュリティ・保守インフラ部分はShopifyが管理サーバーやプラグインの更新を自分たちで管理する必要がある
デザインの自由度テーマ(デザインのひな形)をベースにカスタマイズWordPressのテーマや自作デザインで、ほぼ制限なく作れる

費用を詳しく比べる

Shopifyの料金プラン

Shopifyの日本向け料金ページに掲載されている主なプランは次のとおりです(2026年9月14日確認)。

プラン月額(年払い)月額(月払い)国内カード決済の手数料外部決済サービス利用時の取引手数料
Basic3,650円4,850円3.55%2%
Grow10,100円13,500円3.4%1%
Advanced44,000円58,500円3.25%0.6%

ポイントは次の3つです。

  • Shopifyペイメント以外の決済サービスを使うと、決済会社の手数料とは別に「外部サービスの取引手数料」がかかります。
  • Amexカードや海外発行のカードは、国内カードより高い料率(Basicで3.9%)が設定されています。
  • 有料のテーマや、機能を追加するアプリを使うと、その分の費用が加わります。アプリには月額課金のものも多いため、「月額プラン料金+アプリ代」で考える のが現実的です。

時期によっては、無料体験や最初の数か月を割引で使えるキャンペーンが実施されていることもあります。

WooCommerceにかかる費用

WooCommerceの公式料金ページでは、本体は無料で、月額のサブスクリプションや売上に応じた利用料(レベニューシェア)はないと説明されています。そのかわり、次のような費用が発生します。

項目内容
サーバー代WordPressを動かすレンタルサーバーなど。アクセス数や商品数に応じて必要な性能が変わる
ドメイン代「〇〇.com」などのアドレス
拡張機能公式マーケットプレイスの有料拡張機能は1つあたり年29〜299ドル程度(公式ページより)
決済手数料選んだ決済サービスの手数料。WooPaymentsの日本向けカード決済は3.60%(手数料に10%の消費税)
保守・更新WordPress本体・プラグインの更新、バックアップ、セキュリティ対策

見落としがちなのが最後の 保守・更新 です。システム自体は無料でも、更新を放置すると不具合や不正アクセスの原因になります。自分たちで対応できない場合は、制作会社などの保守費用を見込んでおきましょう。ホームページ全般の維持費については、ホームページの維持費の記事 でも詳しく解説しています。

決済手数料の感覚をつかむ

決済手数料は売上に比例してかかるため、売上が増えるほど差が大きくなります。たとえば 1か月のカード決済の売上が30万円 の場合、手数料率3.55%なら約10,650円、3.6%なら約10,800円です(消費税の扱いや入金手数料などは各社の条件によって異なります)。

小さなお店のうちは料率の差よりも、月額費用・アプリ代・保守費用を含めた「年間の固定費」 のほうが影響が大きくなりがちです。3年間でいくらかかるかを試算して比べるのがおすすめです。

Shopifyが向いているお店

  • ネットショップ専任の担当者がいない、少人数で運営している
  • サーバーやセキュリティのことはできるだけ気にしたくない
  • まずは早く販売を始めて、売れ行きを見ながら育てたい
  • SNSやモール型ECなど、複数の販売チャネルとつなげたい
  • 実店舗の在庫やイベント販売とも連携したい

Shopifyは管理画面が販売に特化しているため、商品登録や受注処理を日々の業務に組み込みやすいのが魅力です。

WooCommerceが向いているお店

  • すでにWordPressでホームページを運用していて、同じサイトの中で販売したい
  • ブログや読みもので商品の背景やこだわりを伝え、検索から集客したい
  • デザインや購入の流れを、ブランドに合わせて細かく作り込みたい
  • 月額のプラン料金を抑え、必要な機能だけを選んで使いたい
  • 更新管理を制作会社に任せられる体制がある

商品点数が少なく「会社案内のホームページの中に、少しだけ販売ページを設けたい」という場合も、WooCommerceは選択肢になります。

福島・会津の小さなお店がネットショップを始めるときの注意点

喜多方・会津・福島の事業者の方がネットショップを考えるとき、システム選び以外にも確認しておきたいことがあります。

商品に合った配送・決済ができるか

農産物や加工品、日本酒、工芸品など、地域ならではの商品は配送方法に工夫が必要なことがあります。冷蔵・冷凍配送、のし・ギフト包装、配送日時の指定、地域別の送料設定 など、自分の商品に必要な条件を先に書き出しましょう。

決済も同様です。クレジットカード以外に、コンビニ払いや後払いなどを用意したい場合、標準機能で対応できるか、外部の決済サービスとの連携が必要かを確認しておくと安心です。Shopifyで外部決済サービスを使う場合は、前述の取引手数料もあわせて考えましょう。

お酒を売る場合は免許の確認を

日本酒やクラフトビールなどをネットで販売する場合、ECの仕組みとは別に、酒類の販売業免許が関係します。国税庁の手引では、2都道府県以上の広い地域の消費者を対象にインターネットなどで販売する場合は「通信販売酒類小売業免許」が必要と説明されています。詳しくは所轄の税務署に確認してください。

「作ったら売れる」わけではない

地方の小さなお店では、ネットショップを作ったものの、日々の実店舗の仕事に追われて更新が止まってしまうことが起こりがちです。誰が、週に何時間、商品登録や発送を担当するか を決めてから始めると、仕組み選びも現実的になります。

集客の面では、SNSでの発信や、Googleマップで見つけてもらう取り組みとの組み合わせも大切です。Googleマップの活用については 会津の事業者向けMEOの記事 でも紹介しています。

OtsuksのECサイト制作事例

Otsuksでは、ShopifyとWooCommerceの両方でECサイトを制作しています。

事例使ったシステム制作で意識したこと
きょなん株式会社様(鋸南麦酒)のECサイト制作事例WooCommerce千葉県鋸南町のクラフトビール醸造所。多彩なビールの魅力が伝わる洗練されたデザインと、分かりやすい商品紹介を心がけた
Otsuks自社ブランドのECサイトShopify世界各地のハンドクラフトアイテムを扱うストア。生産者の想いが伝わるシンプルで温かみのあるデザインと、購入しやすい構造を追求

商品の数や見せ方、運営する人の体制によって、同じ「ネットショップ」でも最適な選択は変わります。そのほかの実績は 制作実績の一覧 からご覧いただけます。

制作会社に依頼するときのチェックポイント

ECサイトの制作を依頼する場合は、次の点を確認しておくと、公開後のギャップを減らせます。

  1. ShopifyとWooCommerceのどちらも提案できるか:片方しか扱っていないと、お店に合わない方を勧められることがあります。
  2. 月額費用・アプリ代・保守費を含めた総額を出してもらえるか:制作費だけでなく、3年間の運用コストで比べましょう。
  3. 商品登録や受注処理のやり方を教えてもらえるか:公開後に自分たちで回せるかどうかが大切です。
  4. 決済・配送・特定商取引法に基づく表記などの設定まで含まれるか:見積もりの範囲を確認しましょう。
  5. 公開後の保守・相談の窓口があるか:特にWooCommerceは更新管理の体制が重要です。

OtsuksのECサイト構築は 40万円〜(税別) です。商品数、デザインの作り込み、必要な機能によって金額が変わりますので、まずは販売したい商品や運営体制をお聞かせください。ホームページ制作の費用全体については、福島・会津のホームページ制作費用相場の記事 も参考にしてください。

まとめ

  • Shopify はサーバー管理不要で始めやすく、少人数で運営するお店向き。月額プラン料金とアプリ代を見込む
  • WooCommerce は本体無料でデザインや機能の自由度が高く、WordPressのホームページと一体で運用したいお店向き。サーバー代と保守の手間を見込む
  • 決済手数料はどちらも売上に対して3%台(2026年9月時点の公式情報)。小さなお店のうちは、月額費用や保守費を含めた固定費の差のほうが大きくなりやすい
  • 地方のお店は、配送・決済・免許など「商品に合った売り方」ができるかを先に確認する
  • 迷ったら、運営できる人手と3年間の総額で比べる

「うちの商品ならどちらが合う?」という段階でのご相談も歓迎です。お店の状況をうかがったうえで、ShopifyとWooCommerceのどちらが合うかを率直にご提案します。

Contact

– ご相談・お見積り無料 –

福島・会津でホームページ制作をご検討中の方へ。
喜多方市拠点のOtsuksが、Webサイト制作からロゴ制作、Googleマップ対策(MEO)までまとめてご相談をお受けします。
「まだ何も決まっていない」段階でもお気軽にどうぞ。


参考(2026年9月14日確認):

Otsuks 代表 亀谷 三四郎

Written by

亀谷 三四郎|Otsuks 代表

福島県喜多方市を拠点に、Webサイト制作・ロゴ制作・MEO対策を手がける。打ち合わせから制作まで一貫して担当し、建設・不動産・医療など幅広い業種の中小企業サイトを制作。

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